スクワットで膝や腰を痛めていませんか
こんにちは。いそや接骨院の磯谷です。
「健康のためにスクワットを始めたら、膝が痛くなった」。当院では、こうした相談がよくあります。スクワットは下半身全体を使う優れた運動ですが、やり方を間違えると膝や腰を痛める原因になります。
スクワットで本来使いたいのは、お尻と太ももの筋肉です。そのためには、股関節・膝・足首の三つの関節がバランスよく曲がる必要があります。ところが、どこか一つでも動きが悪いと、体は別の場所でそれを補おうとします。これが前回までにお伝えした「代償動作」です。
よく見かけるのは、次のようなパターンです。
一つ目は、膝が内側に入るパターン。しゃがんだときに膝がつま先より内側に倒れ込むと、膝の内側に負担が集中します。お尻の筋肉がうまく働いていないことが多く、膝の痛みにつながりやすい動きです。
二つ目は、かかとが浮くパターン。足首が硬いと、しゃがむ途中でかかとが浮き、体重がつま先に乗ります。すると膝が前に出すぎて、膝のお皿まわりに負担がかかります。
三つ目は、腰が丸まるパターン。股関節が硬いと、深くしゃがんだときに骨盤が後ろに倒れ、腰が丸まります。この状態で回数を重ねると、腰を痛める原因になります。
ご自宅で簡単にチェックする方法があります。鏡の前で、足を肩幅に開いて、椅子に座るようにゆっくりお尻を後ろに引きながらしゃがんでみてください。膝がつま先と同じ方向を向いているか、かかとが床についたままか、背中がまっすぐ保てているか。どれか一つでも崩れていれば、フォームではなく体の動きそのものに課題がある可能性があります。
大切なのは、無理に回数を増やすことではなく、正しく動ける体をつくることです。足首や股関節の硬さがあるなら、まずはそこを整える。そのうえで、浅い範囲から正しいフォームで行う。これだけで、スクワットは体を痛める運動から、体を守る運動に変わります。
いそや接骨院では、スクワットの動きを実際に見せていただき、どこに代償が出ているかを確認したうえで、手技で動きを整え、その方に合ったやり方をお伝えしています。
「スクワットをすると膝が痛い」「正しくできているか不安」という方は、お気軽にご相談ください。一緒に動きを確認しましょう。
